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ブログ

  • 2021年9月6日

銀行担当者へ自社の事業内容を説明しましょう

新しい銀行と付き合い始めるとき以外にも、銀行の担当者が変わったら都度々々自社の事業内容をしっかり説明してあげるようにしてください。 銀行の営業担当者というのは、結構な数の会社を担当しています。 新規開拓を専門にやっている営業部署など特殊なケースは除いて、通常の営業担当者の担当件数は50件から100件程です。支店規模によっても変わってきますが、いずれにしても相当な数を担当しています。 銀行員の本音と […]

  • 2021年8月5日

銀行への決算説明のポイント

杉本和生税理士事務所の杉本です。 今回は、銀行員に対する決算説明のポイントを5つに分けて書いていきます。 ① 雑談は少なめに、だらだら話さない 銀行員は基本的に長話が嫌いな人が多いです。 銀行員一人に割り振られる担当件数は50件から多いと100件近くなります。 非常に忙しい中で各会社を回っていますので、1社1社に時間をかけて対応するということが非常に厳しいのが実情です。銀行員を長時間拘束して説明し […]

  • 2021年7月15日

〇〇比率による財務分析に偏るべきでない

皆さん、「自己資本比率」という言葉をご存知でしょうか。 いきなりとっつきにくい言葉からはじまりましたが、自己資本比率というのはバランスシート上の資産総額・負債総額のバランスを表す指標です。企業の安全性を分析するために用いられます。 例えば会社の資産1億円に対して負債が7,000万円なら、資産が3,000万円上回っている状態といえます。この資産超過部分3,000万円が自己資本であり、この場合は自己資 […]

  • 2021年6月29日

いざというときの資金調達「生命保険の契約者貸付制度」②

杉本和生税理士事務所の杉本です。 生命保険の契約者貸付の続きになります。 ケース:死亡保障5,000万円、解約返戻金2,000万円の場合 5,000万円の死亡保障がついた生命保険に加入しており、解約返戻金が2,000万円貯まっている状態です。この場合、契約者貸付として借りることができる金額は、解約返戻金2,000万円×80%=1,600万円前後になります。もし1,600万円借りた状態で、被保険者で […]

  • 2021年6月28日

いざというときの資金調達「生命保険の契約者貸付制度」①

杉本和生税理士事務所の杉本です。 今回は、生命保険の契約者貸付という制度についてご説明します。 いざというときの資金調達手段として、経営者の皆様には頭の片隅に置いておいていただきたい内容です。 株式会社など法人形態で事業を行っている場合、役員を被保険者とする生命保険を会社名義で契約しているケースが多いと思います。 役員にかける生命保険は主に、 「掛け捨て生命保険」と「解約返戻金付き生命保険」の2種 […]

  • 2021年6月25日

借入本数が増えると資金繰りが悪化する

杉本和生税理士事務所の杉本です。 今回は、借入本数と毎月返済額についてのお話です。 企業というのは、基本的に取引規模が大きくなればなるほど借入金額が大きくなります。 取引量が多くなればなるほど先に支払う仕入れ代金が大きくなるため、仕入れ代金を確保するため借入金額を増やす必要があります。 もちろん、自己資金が多くある企業は借り入れに頼らずとも仕入れを行うことは可能ですが、企業の成長期にはある程度は借 […]

  • 2021年6月24日

金利の話

杉本和生税理士事務所の杉本です。 銀行から借り入れを行った場合の利率について 銀行から資金調達をする際に、みなさまが一番気になるのは金利だと思います。 金利にはさまざまな考え方があり、そのひとつに実質金利があります。 実金(ジッキン)とよく言われます。 例として、銀行から1億円を金利0.5%で借りた場合 当たり前ですが、この場合の表面金利は0.5%、利払いは年50万円です。 上記の例で、これとは別 […]

  • 2021年6月22日

利率で取った先は、利率で取られる。

「今までずっとA銀行にお世話になっていたけど、B銀行がそれより低い金利で貸してくれるっていうから乗り換える!(B銀行から借りたお金でA銀行完済)」 上記はよくある話です。 ケースバイケースですが、利率で乗り換えるのは悪手となることが多いです。 やる場合は、今後A銀行からの融資は受けられない思ってください。 また、B銀行からみればこのような「利率で乗り換える会社」は、あまり大事にされません。「利率で […]

  • 2021年6月18日

定期預金の解約は可能なのか②

定期預金の解約を依頼するときの最大の難しさというのが、ポジティブな理由がないことです。 以下、定期預金の解約を行う際の流れです。 まず銀行窓口で定期預金の解約を申し出します。 そうすると、基本的に担当+上席に連絡がいくようになっています。 営業課長とか融資課長などの上席が確認したうえじゃないと、解約に応じません。 銀行窓口で解約をお願いすると別室に呼ばれて、課長がだいたい出てきて、解約する理由を根 […]

  • 2021年6月17日

定期預金の解約は可能なのか①

経営者の方は、定期預金で自分のお金で自由に使えると思ってらっしゃる方が多いと思います。 自分名義の預金口座に預けているお金ですので、当然法律的にも自分のお金です。 ただ、実際にみなさんが窓口に行って定期を解約してくれと言って、その場で現金化できるかというと、まずできないです。 銀行は何考えているのかというと、定期預金は担保と同じなのだという発想です。 お金を貸している相手が担保(定期預金)を提供し […]